日蓮宗実相寺//三浦市

実相寺

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第1回目の寺子屋を終えて、ひとこと

 当初、定員20名としていましたが、予想を反して申し込みが多く、結局29名の子供さんが参加してくれました。

 

竹細工では、上学年がのこぎりを使って竹を切る予定でしたが、第一回ということもあり、怪我をさせてはいけないと、石田さんが全て切断してくれました。コップも箸もヤスリをかける程度でしたから、時間も予定より早く終わり、石渡さんにいただいた大きなスイカをみんなでたいらげてしまいました。その後、男女分かれて、夕食準備。男の子は薪を割り、かまどを作り、飯盒炊飯。女の子は野菜の皮を剥き、カレー作りをしました。危なっかしい手つきで見ている方が怖かったのですが、無事に出来上がりました。スイカを食べて間もないのに、しっかりとおかわりしてくれました。飯ごうも4合炊き7個全てカラになり、念のため炊いてあった炊飯器の一升も空っぽ・・・子供たちの食欲にびっくりしました。

 

 肝試しは、班ごとに行いました。大仏等のお面をかぶって追いかけたり、住職も白衣を上からかぶっておどかしたり、大人も楽しんでしまいました。逃げて転んでひざを擦りむく子もいました。花火は風がなく、境内内が煙に包まれ、咳き込む子もいました。9時消灯・就寝の予定がパワー全開の子供達には無理があったようで、12時過ぎても眠れなかった子もちらほら。

 

  2日目は、寝不足もあり、あくびをしながらのラジオ体操。朝勤では足がしびれてしまう子もいました。前日の食欲を考え、朝食はおおきなおにぎりを2個用意しましたが、結構残ってしまいました。境内の草むしり、本堂廊下の雑巾掛けは暑い中一生懸命やってくれました。ほとんどの子が雑巾が絞れなく、廊下もビショビショ・・・。その雑巾でガラスも拭いてくれました・・・。

 

 農業体験としてとうもろこしをとりにいきました。一人一本ずつという予定でしたが、石渡稔さんの好意で「畑にあるのは全部いいよ」ということで多い子は7本も抱えて帰っていきました。戦争のお話は、石渡一男さんが子供達に分かり易く身近な事としてお話してくださいました。子供達も「こんな事は絶対にあってはいけないことだ」と真剣な表情で聞いていました。家計図作りは、両親の名前・祖父母の名前を書ければよいほうでした。「宿題!」と言ってあったので、家の人に聞いて、「できたよ!」とお寺まで持ってきてくれた子もいました。 その後、楽しみにしていた流しそうめん!みんな食べる食べる!!120束ほど茹でておいたのですが、完食してしまいました。初めてのバレン練習、経験者がいたので、見本をみせてもらいました。実際に持ってみると重~い・・・9月の終わりから練習がありますので是非参加してください。(11月には本番もあります。)

 

  感想文を書いて閉会式となったのですが、閉会式後も感想文の続きを書いてから帰る子もいれば、文が途中でも終わってしまう子もいました。 とにかく、無事に寺子屋が終わったことに私達も胸をなでおろしています。参加してくれた子供達に「ありがとう!」

 

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