8月 お盆の習慣
八月一日
正式には、釜蓋朔日(かまぶたついたち)というそうですが、この日からお盆が始まります。地獄のフタが開く日であるといわれ、ご先祖様があの世からこの世へご出発される日であるとして、この日にお墓掃除とお参りをします。
実相寺では、寺子屋(子供道場)の子供達も朝八時から掃除をします。
お棚経(おたなぎょう)
精霊棚(仏壇)は盆棚とも言われる事から、僧侶が各家のご回向に伺う事を棚経といいます。仏壇を綺麗に掃除し、お盆のお飾り・お供えをしましょう。 |
盆踊りと墓せがき
・盆踊りとは元々仏教行事であり、平安時代の念仏踊りが盂蘭盆の行事と結びつき、精霊を迎え、供養するための行事となりました。
・墓せがきとは、実相寺の墓所を檀信徒の皆さん、子供さんとお経をあげながらご供養します。
灯篭流し
灯篭流しまたは精霊流しといい、ご先祖様の魂を弔って灯篭を海や川に流す、お盆の送り火の行事です。
本年2008年、初声マリーナ工事のため実相寺にて行いました。
地域によって行われている行事
・新盆題目 ・・・ 実相寺近隣のお題目講中の皆さんが新盆家を供養します。
・観音参り ・・・ 八月十日の観音様の縁日に新盆家がお参りします。